ミニマリスト

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切ない話

ニュースを見ていたら、名古屋では高齢者のデイサービス施設への休業要請があり、休業するにしても継続するにしても施設側の感染対策や資金繰りが困難で深刻な状況との報道があった。

悩みながらも継続の道を選んだ施設では、マスクはすでに底をついており、近くの保育所で使わなくなった子供用マスクや、消費期限切れの古いマスクで凌いでいるという。

 

利用者の話がとても切なかった。

きちんと視聴してなかったからうろ覚えだけど、

あるおばあちゃん曰く、夫は料理でも何でもしてくれるけど、私の腰が悪いから、家にいても迷惑をかけるばかり。だからここでお世話になっていると。

ある利用者の家族は、実の親子だからあけすけに言ってるのだろうけど、家にいて24時間世話するんじゃうんざりだよ!と述べている。

 

こんな風に肩身の狭い思いをしながら長生きしていく日本の高齢者は、何と切ないことだろう。

そういう方をお世話する介護施設のスタッフは元々どこも薄給で、何とか資金繰りをしているのだと思われるけど、今回の措置でさらにダメージを受けているようだ。

 

日本人の寿命は長いけれど、元気で生活できる健康寿命はそれほど長くない(約マイナス10年)。その残りの10年をこんな風に切なく過ごすのは辛い。日本の医療は最先端なのだろうけど、それが本当に当人にとって幸せな事なのか。

平均で10年なのだから、日本人のとてつもなく沢山の高齢者が不自由な体で生き長らえているのだ。

すごく切なく、考えてしまうニュースだった。ニュースの本筋とは違うのだろうけど、、。

 

話が変わるけど、高齢者の感染性肺炎というのはもともとが難治で、命取りになりうる。コロナウイルスだけが怖いわけではない。そして高齢者の肺炎で人工呼吸器を使う状況になるということは、もうそれは寿命の終末期を意味する事が多い。

だから新型コロナウイルスの重症患者をすべからく集中治療で救命すべきかと言われると、高齢者の場合はいわゆる延命治療になる場合がある。その辺りの判断は実際の臨床でされていくことだけど、一般の人の認識も高めて欲しいところだと思う。