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昔の女性は生理をコントロールできたらしい

生理の話といえばこの事を思い出す。

三砂ちづるさんという、リプロダクティブヘルスが専門の疫学研究者が書いた本の内容だ。

 

オニババ化する女たち 女性の身体性を取り戻す (光文社新書)

オニババ化する女たち 女性の身体性を取り戻す (光文社新書)

  • 作者:三砂 ちづる
  • 出版社/メーカー: 光文社
  • 発売日: 2004/09/18
  • メディア: 新書
 

 

2004年発行。その頃で90歳代の女性たち、そしてその上の世代の女性たちは、なんと生理が来ると、月経血を自分でコントロールして止めたり出したりしていたというのだ!排尿と同じように、、。

生理が来ると膣のあたりをいつもキュッと締めておいて、トイレでは緩めて出すのらしい。昔の人はショーツを履かないので、膣の出口にちょっと綿球を丸めて蓋のようにあていただけだっそうだ。

 

日本の暮らしは昔、正座や下駄の生活で、骨盤底筋を締めて上半身は緩めている、という生活が普通だった。そのような身体機能があったからこそ出来たことらしい。

排尿と同じで夜間なども無意識に止められ、何となく気持ち悪くなる感じが分かるのでその時はトイレで出す。ほとんどしくじる事はなかったそうだ。

 

まれに母親に教えられて、或いは自分で気づいて、同じなことを現代女性でも行っている人がいるらしい。

 

そういえば、私もこの本を読んで、生理の時に一度トライしてみたことがあった。相当の覚悟で腹筋が筋肉痛になるくらいだったが、多少うまくいったことがある。しかしあまりにも辛いので1-2回でやめてしまった。

とはいえ、辛いっていっても身体的な話だけで、不快感な訳ではない。筋肉鍛えてる時の感覚だ。

ヨガをやっている人とか、モデルさんでいつも下腹部をキュッと締めているような人はやりやすいのではないか。

 

その時も凄いことを聞いてしまったと思ったが、今改めて驚きな感じだ。

 

正直私が今からトライしても、うまくいかない可能性が高い。でも、

100パーセント出来なくても、知識として知っておいて、多少の量の調整は出来るようにしておくと辛くなく過ごせるんじゃないかなと思う。量が多い日とかね。

若い人はこれから訓練できるし、やってみるといいんじゃないかなぁ。

何より自分の体を自分でコントロールするって、すごく自分の本能が呼び覚まされる感じがする。

 

この本は、女性が自分の身体に向き合うことをすごく真面目に書いていて、本当に興味深い。

昔の人は、こういう女性の身体機能とか、出産の知識など、事細かに母親から教えられていたらしい。だから出産時に過度に不安になる事が少なかった。不安が少なく、誰かに守られるような感覚の出産であれば、解放されるような満ち足りた経験として出産は行う事ができるようだ。

どうして日本古来の保険知識が廃れてしまったかというと、明治時代に西洋医学が入ってきて、それまでのやり方が全否定されてしまったから。なんでも全否定は良くないな。お互いのやり方を尊重して共存しないとね。

 

ちなみに題名ばかりセンセーショナルですが、オニババ化する女性、というのは、

古来から結婚せず子供を産まない(産めない、というのとは異なります)女性は、ヤマンバとか、オニババとして描かれることが多かった。そのくらい女性にとっては経験せずにいる事は身体的、精神的に良くない事だった。そうならないように昔の人は昔話で諭していたのだし、現代の女性も結婚出産のもたらす心の豊かさ、世代を超えた繋がりとか、誰かに守られる感覚、を感じて欲しいなあというような内容だった。

 といっても、結婚出産に大賛成!なんていう論法ではなくて、もっと奥が深いというのか、女性の女性性を大事にしましょうという感じ。いまの若い人たちにも十分心に響くと思う。